CHAPTER 01

はじめかた — 無料版アカウントの新規登録

まずは Claude の無料プランでアカウントを作り、実際に動かしてみましょう。費用ゼロで本格的な機能を一通り体験できます。本章ではブラウザでのサインアップから、最初のメッセージ送信、デスクトップアプリ導入までを最短経路で案内します。

できること 説明
テキストでの対話質問・要約・翻訳・文章作成など、日本語で自由に依頼可能
ファイル添付PDF・画像・テキストなどをアップロードして読み込ませる
画像理解スクリーンショットや図表を読み取って回答
Web 検索(条件付き)最新情報を含む回答を取得(提供範囲はプランで異なる)
Artifact(成果物プレビュー)コードや HTML などを別ペインで表示・編集
無料プランの制限 無料プランでは、一定時間あたりのメッセージ送信回数に上限があります(混雑時は早めに上限到達)
無料プランのデータ取り扱い 無料プラン(および個人向けの Pro / Max プラン)では、入力した会話やアップロードしたファイルが、AI モデルの学習データとして利用される場合があります。設定画面の「Privacy」からオプトアウト(学習利用の拒否)も可能ですが、既定では学習利用が有効です。
そのため、業務情報・顧客情報・個人情報・機密情報は絶対に入力しないでください。業務利用には、入力データが学習に使われない Team / Enterprise プランを利用してください(詳しくは第 6 章)。

用意するもの

サインアップ手順(ブラウザ)

  1. Claude 公式サイトにアクセスする
    ブラウザで https://claude.ai/ を開きます。検索結果からアクセスする場合は、ドメインが anthropic.com 系列であることを必ず確認してください(偽サイトに注意)。
  2. メールアドレスを入力して認証
    メールアドレスを入力し、届いた確認コードを画面で入力
  3. 名前と生年月日を入力
    画面の指示に従い、表示名と生年月日(年齢確認用)を入力します。
  4. 電話番号で本人確認
    SMS が届く電話番号を入力し、届いた数字コードを画面に入力します。同一番号での複数アカウント作成は制限されます。
  5. 利用規約・プライバシーポリシーに同意
    内容を確認のうえチェックを入れ、登録を完了します。
  6. 初期アンケート(任意)
    利用目的のアンケートが表示されることがあります。スキップしても構いません。

最初の画面とお試しメッセージ

ログイン直後のホーム画面:中央にチャット入力欄、左サイドバーに会話履歴
図 1-1:ログイン直後のホーム画面

サインアップが完了すると、すぐにチャット画面が開きます。試しに次のような短い依頼を送ってみてください。

最初のメッセージ例

はじめまして。あなたができることを、初心者向けに 5 つ箇条書きで教えてください。 箇条書きのあとに、まず試してみるおすすめの使い方を 1 つ提案してください。

数秒〜十数秒で回答が返ってきます。回答に対して続けて質問・依頼を投げると、文脈をつないだまま会話が続きます。

デスクトップアプリのインストール(任意)

日常的に使うなら、ブラウザのタブから探さなくて済む Windows 版デスクトップアプリの導入をおすすめします。無料プランでもインストール可能です。

  1. Claude.ai トップページの Download リンク、または公式サイトのダウンロード案内から Windows 版インストーラを取得します(必ず公式から)。
  2. ダウンロードした実行ファイルを開き、画面の指示に従ってインストールします。
  3. 初回起動時にログイン画面が出るので、ブラウザ版と同じアカウントでサインインします。
TIP デスクトップアプリでは、画面のどこからでも素早く呼び出せるグローバルショートカットを設定できます(例:Ctrl + Alt + Space)。書きかけのメールから瞬時に Claude を呼び出せて便利です。

無料プランから有料プランへ

使い込んで「もう一段使いたい」となったら、画面のアカウントメニューから上位プランへ切り替えられます。本マニュアルでは概要だけ紹介します(詳細は公式の料金ページ参照)。

プラン 主な特徴 想定利用者
Free(無料) 基本機能を体験可能。送信回数に上限あり 個人の試用
Pro 送信回数上限の緩和、上位モデル(Opus)優先利用、Projects 機能 個人の本格利用
Team 少人数チーム向け。ワークスペース共有、課金一元化、入力データの学習利用なし 業務利用に適する
Enterprise 大規模組織向け。SSO、監査ログ、より厳格なデータ管理 本格的な業務利用
業務利用について 社内の正式な業務利用に進む段階では、必ず会社が契約・配布したアカウント(Team / Enterprise)を使ってください。個人の無料・Pro アカウントで業務情報を扱うと、データ取扱いやセキュリティが社内基準を満たさない恐れがあります(第 6 章)。

この章のまとめ